「食紡について」

はじめまして
㈱K,F,Iの金子と申します、この度、和名ブランドではないですが
一つのキーワードとして掲げさせていただきました食紡ですが
通常ですと食房になりますがなぜ房を紡に変えたかといいますと
私どもは作り手でもなく　お客様、生産者様をつなげる卸売業と
いう立場においてこの食品業界に携わっています。
しかしながらただ携わるのではなく食に関わる立場として
生産者様ならではの意見もあり、売り手様の意見もあり、又、
買っていただいたお客様の意見もあると思います。
又、皆様　これは安い、これは高いなど商品によっての
先入観もあると思います。

本当に美味しい味わいとは　
懐かしい味、はじめてであった時の味
こればかりはいくつものシーン、シチュエーションでも変わる
明日なき答えを求めるテーマだと私は思っています。

そんな中で、どんな際の１食でも美味しく食べれるような
お手伝いをさせていただくということを紡という感じに
込められましたつむぐとも読める意味合いを使わせて
いただき人と人、お客様と生産者様を繫げるという意味合いでの思いも
込めてつけさせていただきました。

食品というのは本当に奥の深い世界でございます。
作り手、採る人、作る人によって幾何もの料理にも味にも変化いたします
又、古くからの伝統もあれば日々伝統を活かしながら進化していくのも
この食の世界に携わればこそのものだと思っています。
古くから大事にしなくてはならないのも食の世界であれば、新しく
生み出されるものこれも又、食の世界に大切なことだと思います。

私どもはそんな中でいい商品、いい料理、いい素材を
皆様に伝えられるお手伝いの一環や新しい食品の開発においての
アイデアを具現化して販売するという試みもしながら
食紡という文字の名のもとに食品の生産、販売、食育などに携わり
温故知新繫げていければという思いでこの文字に近い
皆が笑顔になれるような紡ぎの担い手の一つとなれればと思っています。